採用事例
採用事例
アルミ看板に溶融亜鉛メッキ風塗装
当社でもリン酸処理風の塗装を行っておりますが、他の塗装屋さんと違い、こだわりがあります。
本物のリン酸処理は、最初に溶融亜鉛メッキを行い、その後にリン酸液に浸して薄いリン酸皮膜をつけて仕上げております。リン酸処理の深みや重厚感、光の当たり方によって表情を変える風合いは、この複層構造がもたらすものです。
よく見るリン酸処理風塗装は、ベース色に濃いグレーを、模様に薄いグレーを1~2色ほど塗って、仕上げておられます。お手軽に、リン酸処理っぽく仕上がりますが、リン酸処理の深みや重厚感は、これだけでは出すことができません。
そこで、当社では見た目だけでなく、深みや重厚感、光の当たり方によって表情を変える風合いまでも塗装で再現したいと考え、最初に溶融亜鉛メッキ風塗装を行い、その上からリン酸処理風カラークリアーを塗装して、仕上げております。これが、当社のこだわりです。
その結果、朝、昼、夕と、光の当たり方によって、リン酸処理の模様がどんどん変化していきます。
写真は、カラークリアーを塗装する前の、溶融亜鉛メッキ風塗装のものです。写真では感じとれにくいですが、実際はメタリック感があり、キラキラしております。屋外に1年ぐらい放置したあとの溶融亜鉛メッキの風合いが出ています。スパングル模様やメッキ液の流れた風合いも再現しております。
リン酸処理風だけでなく、溶融亜鉛メッキ風もすてきですよ。