金属に、素材以上の表情を
意匠性と性能を両立する、ダイワの模様・質感塗装
模様・質感塗装とは
模様・質感塗装とは、金属の表面に塗装で模様や素材感を再現する技術です。
木目、石目、金属の経年変化、コンクリートの質感など、本来は異なる素材が持つ表情を、耐久性の高い焼付塗装で表現できます。
木材が使用できない建築・設備環境においても、金属で「木の質感」を再現できる点が特長で、意匠性と耐久性を両立した仕上がりを実現します。
デザイン性だけでなく、耐久性・メンテナンス性・用途制限への対応を両立できるため、建築・設備・工業製品・モニュメントなど、幅広い分野で採用されています。
ダイワの模様・質感塗装の特長
模様塗装で最も重要なのは、見た目だけでなく「美観 × 性能 × コスト」のバランスだとダイワは考えています。
意匠性に偏りすぎず、実際の使用環境や耐久性まで見据えた塗装設計により、長く安心して使える模様・質感塗装を提供しています。
POINT. 01
美観・性能・コストを
両立する塗装設計
見た目の表現だけではなく、焼付塗装ならではの耐久性を確保しながら、質感を再現。
POINT. 02
表現力 × 耐久性
熟練職人の手作業による表現力と、焼付塗装による安定した品質管理を組み合わせることで、奥行きのある仕上がりを実現。
POINT. 03
用途まで考えた品質管理
屋内・屋外、公共施設、設備用途など、使用環境に応じた塗料選定・仕上げを行います。
主な模様・質感塗装ラインナップ
木目調
石目調
木目調・石目調(メドゥサSFコーティング)
メドゥサSFコーティングとは色々な素材の表面に様々なテクスチャーを表現できるオリジナル特殊表面処理加工です。約20種類の柄と、ベース色・ツヤ調整により、多彩な表現が可能です。またあらゆる形状のあらゆる素材にコーティングが可能なので、建築材料はもちろん、看板、モニュメント、工芸作品などのあらゆる分野のニーズにマッチします。
青銅色
鉄サビ
金属調・経年変化表現(ハイブロン)
ハイブロンとは、あらゆる素材(プラスチック、鉄、アルミ、ステンレス、木材、コンクリートなど)の表面を特殊工法(特許)により様々な種類の金属皮膜をつける表面処理技術です。塗料の中に含まれている顔料の色と金属粉から出る金属色とが混ざりあって、複雑で微妙な色調を出すことができます。緑青や鉄サビなど、何年もかかって起きる金属の経年変化したしぶい色合いが、瞬時に再現できます。
リン酸処理風
リン酸処理風焼付塗装
リン酸処理は、鉄に溶融亜鉛めっきとりん酸亜鉛処理を施し、グレー色の結晶皮膜を形成する表面処理です。
光の当たり方や見る角度で表情が変わる重厚な風合いが特長ですが、鉄素材に限られ、変形や色ムラ、将来的な赤錆びといった課題があります。
これらを解決するのが、ダイワのリン酸処理風焼付塗装です。リン酸処理の質感を焼付塗装で再現することで、アルミやステンレスにも対応でき、形状や板厚を問わず、色や模様もコントロール可能。見る角度で表情が変わる質感を保ちながら、アクリル〜フッ素塗料まで選べ、屋内外問わず使用できます。
RCコンクリート風
打ちっ放しコンクリート風
あらゆる素材に、打ちっ放しコンクリートの風合いを、焼付塗装で再現いたします。セパ穴やベニヤジョイントも描くことが可能です。
黒皮風
黒皮風
あらゆる素材を、黒皮鉄板に見せることができます。黒染めのブルーイングの青みがかった風合いにすることも可能です。
その他、古美色風、コールテン鋼風、テラコッタ風など、何でもご相談ください。
その他の模様・質感表現
既存の技法にとらわれず、スプレー・スポンジ・ローラーなどを使い分けながら、職人の手作業で模様や質感を描き出します。
古美色風
サテン調
鋳肌風
コールテン鋼風
テラコッタ風
御影石模様
鉄サビ模様
緑青模様
溶融亜鉛メッキの模様
カラークリア塗装
メドゥサSFコーティング
メドゥサSFコーティングは、木目や石目など、さまざまな素材のテクスチャーを焼付塗装で再現できる、ダイワ独自の模様・質感塗装技術です。約20種類のパターンに加え、ベース色やツヤの調整を組み合わせることで、天然素材に近い表情から、空間に合わせたデザイン表現まで幅広く対応できます。発売から30年以上にわたり、建築・サイン・モニュメント・工業製品など、多様な分野で採用され続けています。
太宰府天満宮 納骨堂枠 木目調塗装
アルミ表示板 ミカゲ
アルミ壁面カットパネル ミカゲ#3他
FRP製マネキン腕 ヒノキ
メドゥサSFコーティングの特長
1
約20種類のパターンバリエーション
木目調・石目調を中心に、用途やデザインに合わせた豊富な柄を用意しています。
2
色・ツヤ調整による高いデザイン自由度
ベース色やツヤを調整することで、空間や周辺素材に自然になじむ表現が可能です。
3
立体形状・複雑形状にも対応
3次曲面やカット形状など、シート貼りでは難しい形状にも施工できます。
4
焼付塗装による高い耐久性
屋内外を問わず使用でき、意匠性と耐候性を両立した仕上がりを実現します。
5
幅広い素材・用途に対応
アルミ・スチール・FRPなど多様な素材に対応し、建築・サイン・モニュメント・工業製品まで採用実績があります。
色・ツヤ調整で広がる表現の幅
メドゥサSFコーティングは、アンダーカラー(色)・SFコート(柄)・トップコート(ツヤ)この3層構造によって仕上がりが決まります。
そのため、同じ柄でも「少し赤みのある木目にしたい」「石目をもう少し明るくしたい」といった細かなご要望にも柔軟に対応できます。意匠設計の段階から相談できる点も、メドゥサSFコーティングの強みです。
ハイブロン
ハイブロンは、緑青や鉄サビなど、金属が長い年月をかけて変化した風合いを、特殊塗装で再現するダイワの模様・質感塗装技術です。顔料の色と金属粉が生み出す金属特有の発色により、単色塗装では表現できない、深みのある色調と重厚感を実現します。実際に金属を腐食させることなく、意匠性と耐久性を両立できる点が特長です。
アルミ外壁パネル 緑青色
スチール壁面パネル 鉄サビ色
ハイブロンの特長
1
金属の経年変化をリアルに再現
緑青や鉄サビなど、本来は長年かけて現れる金属の風合いを、塗装工程で瞬時に再現できます。
2
素材を選ばず金属調表現が可能
アルミ・スチール・ステンレスはもちろん、FRPや樹脂など、焼付塗装ができない素材にも対応可能です。
3
複雑で深みのある色調
顔料の色と金属粉の発色が重なり合うことで、単調にならない、複雑で味わいのある表情を生み出します。
4
腐食させない、安全な意匠表現
実際にサビを発生させることなく、素材の強度を保ったまま、経年変化の美しさだけを表現できます。
5
修復・レストアにも対応
既存の真鍮製品やブロンズ額などの補修・再生にも活用でき、元の風合いを活かした修復が可能です。
レストア・修復への活用
ハイブロンは、新規製作だけでなく、既存モニュメントや装飾品の修復・レストアにも採用されています。
ブラスト処理後にハイブロン塗装を施すことで、劣化した金属表面を整えながら、落ち着いた経年表情をよみがえらせます。
既設真鍮製飾り
既設真鍮製飾り
既設ブロンズ額
ハイブロンの性能表
| 項目 | 試験条件 | 試験結果 |
|---|---|---|
| 密着性 | JIS K5400 クロスカットテープ剥離 | 100/100 |
| 硬度 | JIS K5400 鉛筆引っかきテスト | H |
| 耐衝撃性 | JIS K5400 1/2インチ500g × 20cm | 変化なし |
| 耐沸水性 | 沸騰水5時間浸漬 | 変化なし |
| 耐湿性 | 温度80°C 湿度80% 24時間 | 変化なし |
| 耐酸性 | 5% H2SO4 スポット24時間 | 変化なし |
| 耐アルカリ | 2% NaOH スポット24時間 | 変化なし |
| 耐溶剤性 | メタノール 72時間浸漬 | 変化なし |
| 耐候性 | サンシャインウェザーメーター 1000時間 | 光沢保持率 90% |
※試験版−スプレー塗装、膜厚80µ、塗装後168時間常温乾燥
















